寒風山~笹ヶ峰からの稜線に連なる冠山~平家平を歩いてきた。
ここは、四国三郎「吉野川」の支流銅山川の源流域であり、またこの時期、カタクリの群生地目当てで訪れる登山者も多い。
今回、登山口の住友フォレスターハウス敷地内にてカタクリの群生を楽しめたが、目当ての「なすび平」では、低気温の為皆無。
住友フォレスターハウスから、冠山~平家平をグルリと周回するコース。
奥深く豊かな森へ入ってゆく。
西赤石~東赤石の稜線を背後に見ながら平家平へ向かう。
平家平から冠山への縦走路と右背後に笹ヶ峰の鈍頂。
冠山へ向かう稜線から振り返ると、平家平の美しい山並み。
笹ヶ峰が目前に迫る。
ここから、一の谷越~なすび平~登山口へと下る。
2日目、高知県 土佐山村の 工石山に登る。
ここは、四国の中でも一番早い時期にアケボノツツジが咲き出すとのこと。
周回コースで約4時間半。随所に見所もあり、天気が良ければ太平洋まで望める、ナカナカいいハイキングコースだ。
山腹には、所々アケボノツツジが咲き誇る。
全体的に巨岩が多く、シャクナゲの時期もとてもきれいらしい。
頂上からは、高知市と太平洋そして、遠く石鎚山から剣山まで見渡せる。
今回は、ややガスッて見えなかったが、さすがの四国百名山。
今回は、宇和島の41番をスタートし、松山の51番まで。
途中、内子町散策や久万高原では古民家での宿泊、そして四国カルスト高原のトレッキングも折混ぜた、とても充実した内容となった。
6日。
41番龍光寺~42番佛木寺~43番明石寺と歩き、卯之町のとっても渋い町並みそぞろ歩きを楽しむ。
造り酒屋があったので、何のためらいも無く吸い込まれるように入店。
今宵も「酔って候」といかねば!
“適量”を購入。
“適量”を買うのに少々お金が足りず、不足分をナント、帳場で働くハメに…
という感じで、撮ってみました。
歴史の重厚さを感じる、相当渋い酒屋でした。
7日。
内子の町並みを歩いた。
私の好きな古き良き街並み。ついつい長居したくなる。
写真は、四国独特な建築様式。
小さな張り出し屋根は、壁面を守る為の物らしい。
これが壁面に多いほど、「金持ち」。
やわらかな日差し、あたたかい木のぬくもり、ノンビリと憩う地元のオバチャン。
ゆっくりと時間が流れている。
久万高原に入り、44番大宝寺から45番岩屋寺へ歩き、再び久万高原へ戻る。
今宵の宿は、移築された古民家。
隙間だらけだが、雰囲気バツグン。
自炊の為、スーパーで買出し、好きな物をたらふく食った。
8日。
生憎の雨模様だが、予定どうり四国カルストの天狗高原を約2時間ほど歩いた。
天気が良ければ、360度すばらしい展望を楽しめたのだが、ザンネン。
時期を選べば花々も豊富なようで、また次の機会を楽しみにしよう。
9日。
46番浄瑠璃寺から松山の51番石手寺まで。
写真は、石手寺の回廊。
参拝客非常に多く、結構有名なお寺みたい。
例に漏れず、道後温泉に浸かり帰路に着く。