≪西穂高~奥穂高~槍ヶ岳≫  8月9日~13日

 

 

 9日、西穂山荘に入り10日から奥穂高へ向かう予定だったが、台風の影響で停滞を余儀なくされ、西穂山荘に2連泊とあいなる。

 11日午前4時、満天の星空の下、勇躍スタートする。

 

 

 

漆黒の闇から徐々に青みを増し、刻一刻と移り行くそのグラデーションに、我々一同溜息が漏れる。

 

 

 

遥か、目指す槍ヶ岳が。

 

どこから見ても感動的。

 

 

 

 

 

      目覚める、焼岳と乗鞍の山並。

 

 

 

さあ、これから気の抜けない険しい稜線が、我々を待っている。

 

 

 

体力を消耗する厳しいアップダウンを繰り返し、ようやくジャンダルムが目前に迫る。

 

 

 

 

ジャンダルムの横っ腹を巻いて行く。

 

 

 

             

            威圧的なジャンダルムの勇姿。

 とても絵になる。

 

 

 

 

目指す奥穂高岳のピークも間近。

 

 

 

       

        奥穂高直前、最後の難所。

 

 

        

 

        高度感のあるクライミングを慎重に、

        そして楽しみながら~絶頂へ。

 

 

 

 

馬の背をクリアし、ほっと一息。

奥穂高を眺めながら昼飯タイム。

 

 

 

 

10時間以上に渡る緊張感から解き放たれ、安堵と充実感で満たされた奥穂高頂上。

 

 

 

 

笠ヶ岳に沈む夕日が美しかった~。

 

 

さあ、次は大キレットだ。

前穂高北尾根に見送られ、先ずは北穂高岳へ。

大キレットよりむしろ涸沢岳~北穂高間の稜線の方が悪い。

慎重に歩を進める。

 

 

 

北穂高への峻険な稜線と大キレット

そして、槍ヶ岳。

 

 

 

北穂高岳から足元に伸びる大キレット。

今回は、台風により1日停滞した為、残念ながら槍ヶ岳は割愛し、南岳より新穂高へ下るコースに変更した。

 

 

 

大きな石が浮いている。

細心の注意を払い行動する。

 

 

 

飛騨泣き辺りはより安全に通過できるよう、ステップも設置されている。

 

 最低鞍部を過ぎ、南岳への登りに掛かる。

 

南岳に着くとガスが湧き小雨が降り出した。足早に南岳新道を下る。

穂高平避難小屋に着き、久しぶりの風呂に入って、ビールで乾杯し 充実感に浸る。


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